仙台港は東北で唯一の国際拠点港湾で、年間25万位以上のコンテナが行き交う。周辺の工場夜景が人気の港だ。まずはフィリピン・マニラ港へ輸出されるコンテナを開けた。リーファーコンテナという温度管理が可能なコンテナで、中には宮城県の海産物が入っていた。約6割1500ケースがカキだった。宮城県のカキの生産量は全国2位で、出荷されるほとんどが生食用だ。カキを生食用として出荷するためには細菌量の少ない綺麗な海域でとれたものでないといけない。さらに無菌状態の海水に22時間以上浸す。
フィリピンへのカキの輸出量は急激に増えていて、5年間で100倍以上になっている。マニラ近郊ではカキ漁が盛んで焼きガキが主流だ。フィリピンのウォール街とも呼ばれるマカティでは日本産の生ガキが食べられる。経済が良くなって、これまで手が出なかった日本のカキを食べることができるようになった人が増えたという。
フィリピンへのカキの輸出量は急激に増えていて、5年間で100倍以上になっている。マニラ近郊ではカキ漁が盛んで焼きガキが主流だ。フィリピンのウォール街とも呼ばれるマカティでは日本産の生ガキが食べられる。経済が良くなって、これまで手が出なかった日本のカキを食べることができるようになった人が増えたという。