今年7月~9月に、国立健康危機管理研究機構などが患者の検体を採取・検査したところ、8割が、薬が効かない耐性菌だったという。国際医療福祉大学の松本哲也主任教授によると、細菌の増殖を抑制・殺菌する抗菌薬を途中でやめてしまうことで、耐性菌ができる可能性があるという。また、勝手に飲む薬の量を減ったり、家に残っていた薬を飲んだりといったことをしないよう呼びかけられている。耐性菌は薬を飲んでも症状が治まらないため、耐性のない別の抗菌薬を服用するのが治療となる。また、耐性菌は保険適用で検査可能だという。耐性菌が原因の死者は、2019年には約127万人だったが、2050年には約1000万人に増える可能性があるという。膨大な開発費がかかることなどから、抗菌薬の開発数は減少傾向ないるため、耐性菌を増やさないことが重要となる。古坂さんは「あの飲み切ってくださいっていうのは意気込みじゃないんですね。ちゃんと飲み切るのが大事」などと話した。
