江戸時代、忍者たちは和菓子店を営み、お座敷へ和菓子を届けることで家来や女中から情報を集めていた。敵地に潜伏するため、保存食をつくる技法があったが、和菓子づくりに応用。三重から江戸まで運べるほど日持ちしたという。また、甲賀忍者の一族、芥川家は火術を得意としていた。史料をもとに、荒木利芳名誉教授は蒸留によって高純度のアルコールを効率的に精製する手法を再現した。荒木氏は「忍者は科学者であり、技術者」、「常に備えている集団」などと語った。
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