ラグビー元日本代表のスクラムハーフ・NECグリーンロケッツ東葛・田中史朗選手が、今シーズンかぎりでの現役引退を表明した。田中選手は、ワールドカップ3大会に出場した日本の名スクラムハーフ。2015年のイングランド大会、歴史的勝利を挙げた南アフリカ戦でマンオブザマッチに選ばれた。17年間の現役生活、支えについて、田中選手は「子どもたちの笑顔が見たくて頑張ってきた部分もある。妻がアスリートだったので、優しかったが、厳しい部分もあって、“一緒に頑張るからもうちょっと頑張ろう”とずっと言い続けてくれた。妻のおかげで最高に幸せなラグビー人生が遅れた」と語った。日本代表として共に戦った松島幸太朗選手と松田力也選手がサプライズで登場。今後は所属チームのアカデミー部門のコーチを務める。田中選手は「将来的には日本代表のヘッドコーチをやってみたい」と語った。