冬の訪れを告げる「雪つり」が始まった。石川県金沢市の兼六園では、雪の重さから名木を守る「雪つり」の作業が毎年この時期に行われている。作業は園内一の枝ぶりを誇る「唐崎松」から始まり、庭師が高さ14メートルの芯柱に登って縄を垂らして枝を固定していった。観光客は「前々から来たいと思っていて、こんなふうにするんだなっていうのがわかってよかった」と話す。作業は来月中旬まで続き、松やツツジなどおよそ800か所に「雪つり」が施される。
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