板橋区立板橋第十小学校では1年生の算数の授業で、担任の先生含め4人の大人が教室にいた。この内2人が地域のボランティアだという。ここの学校では保護者や地域の方がボランティアとして授業についていけない児童がでないようサポートしている。全学年がサポートの対象で、実験やドリルの丸付け、授業の準備、片づけなどを行っている。今年度だけでのべ1000人以上のボランティアが参加している。学校の先生は授業の質を上げる事ができた等としている。ボランティアは必要な時に事前に呼びかけ、ほとんどの場合で来てもらえるという。残業時間を減らすために各先生が退勤時間を宣言するためのボードが設置されている。教員には残業代が支払われず、残業代の代わりに月給に4%上乗せされる「教職調整額」が支払われる。今後国会では調整額を10%まで段階的に引き上げるべく、改正法案の審議がされる予定。調整額の改正は約50年ぶり。