突然家賃の大幅な値上げが通知された東京・板橋区のマンション。住人によると約30平米の部屋の場合、7万2500円だったのが今年8月から19万円に値上げするという通知が突然届いたという。そこには公共料金をはじめ諸物価の上昇に伴い諸費用が増加すると書かれていた。異変は他にもあった。マンションの1室の前には大きな荷物を持った人の姿。宿泊について中国語で会話し、部屋に荷物を運んでいく。こうした旅行客の人たちが頻繁に訪れ、騒音などの被害があったという。住人は民泊サイトにマンションの部屋が乗せられているのを発見。板橋区も届け出が出されていない部屋で民泊が行われていることを確認した。その後、判明したのはマンションの所有会社が中国に住所登録された人物が代表を務める会社に今年1月から変わっていた。オーナーは電話取材に対し、所有権はうち、新しい家賃で住んでくださいなどと話している。