洋菓子ぎをんさかいは大正時代の建物をリノベーションしたお店となっている。苔玉をイメージしたユニークな「苔玉（紅葉）」も人気だといい、こちらは抹茶で緑を表現し中にはかぼちゃ・キャラメルのクリームとさつまいもの甘露煮が入っているのが特徴。飾りの葉っぱは一部が本物の葉を使っているが、枝はチョコレートなので美味しく頂くことができる。季節の移り変わりには様々な苔玉が販売される。「温州みかんジュース」などジュースをあわせることもあるのが特徴で、このジュースは和歌山・下津町の蔵で寝かされた蔵出しみかんを使うことで酸味控えめで飲みやすいのだという。「洋梨とリコッタチーズのムース」は山形県産の洋梨とリコッタチーズをキャラメル味の生クリームと合わせた逸品。「林檎のブーケ」はスッキリとした酸味のある紅玉を薄くスライスしてブーケのように見立てているが、ケーキの中にも林檎がしっかり入っているのが特徴。「休日のご褒美 -Autumn-」はカダイフという糸状の生地を栗のいがに見立てていて、栗の甘露煮などを赤ワインのジュレと合わせているカフェ限定の一品。「花綴」はいちごのショートケーキで、丁寧な作りとともに脂肪分の高い生クリームの濃厚さが楽しめる。「壽 ～ことほぎ～」はご祝儀袋の水引をイメージした一品で、ホワイトチョコレートのコーティングとともに、柚子餡とはちみつやレアチーズのクリームを合わせている。「さつまいものムース」はシルクスイートの滑らかさとともに、ムースにもさつまいもが盛り込まれている一品。2ヶ月に1回は新作を生み出すなど創作の連続だという。