自民党総裁選に先立ちきのう日本記者クラブの立候補者討論会が行われ、候補者たちは過去の発言との整合性を問われた。小林元経済安保相は去年防災庁不要と主張したことについて「「全くぶれていない」など述べた。林官房長官は給付は私だったらやらないという言葉を撤回したことについて「政府の見解ということ」などコメント。高市前経済安保相は靖国参拝について明言を避けているのではないかと問われると「まだ総理大臣にもなっていないのに言う必要はなかった」など回答。小泉農水相は選択的夫婦別姓の主張を封印したことについて「自民党の中で議論をした。ワーキングチームの中で結論はでなかった」など回答。一方、茂木前幹事長は連立の枠組みを拡大した場合に候補者を1人に絞る選挙区調整は必ずしも必要がないとの考えを示した。投開票日は来月9日。