大船渡市の山林火災で被害が大きかった三陸町綾里で、木の枝や葉全体が燃える樹冠火が大規模に発生し、延焼が拡大した要因のひとつになったとみられることが林野庁と岩手県の調査でわかった。林野庁によると、樹冠火は木の上の部分にある枝や葉全体が燃えるもので、下草や落ち葉などが燃える地表面の火災に比べ、火の粉が強風の影響を受けてより遠くまでとびやすくなり、今回の山林火災で延焼が拡大した要因のひとつになったとみられるとのこと。
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