- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 森圭介 斎藤佑樹 山崎誠 瀧口麻衣 直川貴博
オープニング映像が流れた。
国会内から中継。増澤詩乃リポーターは「維新は今日午後緊急役員委員会、両院議員総会を開き藤田共同代表が連立政権樹立の方針を説明。藤田氏は総会後自民党との合意文書に議員定数の削減について12月の臨時国会終了までの衆院定数1割削減が明記されたと明らかにした。また、維新が求めていた企業団体献金の廃止については高市総裁の任期の再来年9月までの実現を目指して協議すること。また食料品に限った消費税ゼロ%についても新たな協議体を設置することも明らかにした。また、明日行われる首相指名選挙で自民党・高市総裁に1回目から投票する方針も決定したという。合意文書を交わす党首会談はこのあと午後6時から行われる」など伝えた。
きょうの東京株式市場で日経平均株価の終値は先週末と比べて1603円高い4万9185円で取引を終えた。取引開始直後から高市銘柄と呼ばれる宇宙や防衛関連株に買い注文が集まり、午後には史上初めて4万9000円を突破した。市場関係者は株高・円安・長期金利の上昇で高市トレードが再び活発になっているとし、「安定的な政権運営ができれば株価の上昇傾向は続く」としている。自民と維新の連立を含めた政治の動きについてはこのあとの時間帯でも最新情報を交えて伝えていく。
俳優の芦田愛菜さんが主人公の声を担当する細田監督最新作「果てしなきスカーレット」。アメリカ・ロサンゼルスで行われたアニメーション映画祭で公式上映され、多くのファンが詰めかけた。上映後拍手で迎えられた細田監督は新しいチャレンジがいっぱいある。気に入ってもらえたらなどとコメント。今作では細田作品史上、最も激しいアクションシーンが描かれている。
中国国家統計局が発表した7月~9月のGDP成長率は前年同期比4.8%増。個人消費は前年同月比3%増。特に打撃を受けているのはホテル業界。苦肉の策に出ている。高給ホテル前には屋台を出している。5つ星ホテルの味をお手頃に味わえるとし、行列ができていた。トランプ政権との貿易摩擦も再燃しており、景気は不透明感を増している。
東京・国立市にあるNHK学園高等学校を訪問。普通の授業のように見えるが実は月一度の登校日。こちらの学校は自宅学習中心の通信制高校。1人の生徒に出会った。3年生のオモルイ・ディバインデスティニーさん。通信制高校に通う理由は様々だが、彼は家庭の事情で全日制ではなく通信制を選んだ。生徒数は全国に約3000人。自宅学習・投稿日の出席・定期試験もあり単位修得し卒業しれば高卒の資格が得られる。彼がこの学校を選んだもうひとつの理由。それは部活動。ここは部活動も盛んで33の部がある。中でも陸上部は全国大会優勝の実績がある。オモルイさんは短距離走の選手。400m走では去年の全国大会で2位という実力。長い足腰を生かした加速力が武器。父はナイジェリア人で母が日本人。子供の頃のかけっこ教室がきっかけで陸上の道へ。この学校を選んだのも陸上の実績あればこそ。部の練習は週2回。いまは部長。
ここに自分の居場所を見付けた生徒も。3年生の青木幸香さん。いつも笑顔を絶やさないムードメーカー。中学ではバレー部だったが、周囲との関係に悩み部活動に参加できなくなり、やがて不登校になった。高校に進んでも続かず、自分の居場所を見つけられない日々、そんなときにこの学校に出会った。青木さんは100m走の選手。青木さんは努力家。陸上部の目標は毎年8月に開催される「全国高等学校 定時制通信制 陸上競技大会」。
東京都代表選手選考会当日が来た。ここで勝ち抜けば東京代表になり、全国大会へ出場できる。NHK学園からは9人が出場。青木さんは100mに出場。他を寄せ付けない走りで東京代表入り。続いて部長のオモルイさんの出番。400mハードルでは圧巻の走りで大会新記録。さらに400mでも大会新記録。記録更新は50年ぶりの快挙。3年生の2人にはこれが最後の全国大会。大会まであと2週間、追い込みの練習に入っていた。この夏が全て、ひたすら走り込んだ。オモルイさんは「3年の青春をすごした場所。良い結果で笑って終わりたい」などコメント。青木さんは「落ち込んだときもあったけど、そのときがあったから今ここにいると思うのでやるしかない」などコメント。
全国大会当日。全国42都道府県から859人が出場。定時制・通信制の日本一を決める戦い。競技が開始。ところが、その時スタンドには松葉杖をついたオモルイさんの姿が。前日の練習で全治3か月のけがをしてしまったという。無念のリタイアとなった。ここまで頑張ったのに、こらえきれない思いがある。だが、みんなのためにできることをやろうと決めた。オモルイさん先頭に立って仲間を応援。青木さんはその思いを受けた。100m決勝。結果は優勝。見事夢を果たした。そして、オモルイさんの下へ行き感謝の言葉を伝えた。オモルイさんは「最後に作れた雰囲気っていうのは青春というか、全日制の高校に行ってもできない経験。将来生かせたら」などコメント。
「通信制高校」陸上部の学生らの映像を見て斎藤佑樹さんは「僕もケガをした経験があるのでその悔しさはわかる、真剣に取り組んだからこそ辛いし、真剣に取り組んだからこそ他の選手を応援できると思った。当時は本当に悔しかったが、今思えば貴重な経験だった」などコメント。
日テレ・大屋根広場から中継。気象情報を伝えた。
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きょうのギモンは「上皇后さま91歳ご近況は?」。天皇皇后両陛下はきょう午前11時ごろ上皇后さまの誕生日をお住まいの仙洞御所を訪問された。これに先立って長女の愛子さまも仙洞御所を訪れ、にこやかに手を振られていた。きょう91歳を迎えた上皇后さまの近況について宮内庁は「去年の右大腿骨骨折後ほぼ骨折前の状態まで回復」「上皇さまを早くお支えできるようにとのお気持ちから退院後は仙洞御所で毎日リハビリテーション訓練に励まれた」と説明。今年1月2日の新年一般参賀でのお姿。杖のない状態で出席された。そして8月には戦後80年の節目に大日向開拓地を再訪問できたことに安堵されていたという。軽井沢は上皇ご夫妻の出会いの地でもある。1950年、軽井沢のテニスコートで上皇さまのペアと上皇后さまのペアがダブルスで対戦。当時それぞれ23歳と22歳。そのダブルスは結果上皇后さまのペアが勝利を掴んだ。こうした対戦をきっかけにロマンスが始まり1958年に婚約発表。皇太子妃は旧皇族・華族が習わしだったが、初めて民間から皇族に。1983年にはタンザニアで愛称で呼ばれる一コマが。それまでは子どもに養育係をつけて親子が離れて生活をすることが慣習とされていたが、それをやめた。普通の家庭のように育てたいという希望から家族の同居を実現。上皇后さまは自ら離乳食などを作られることもあったという。東宮御所に作られた専用キッチンで、子供達のお弁当を作られたこともあったそう。今年上皇さまが2度入院した際、上皇后さまは上皇さまの日常を細やかに支えられているという。そして、今年は悠仁さまの成年式が行われた。加冠の儀の様子を上皇ご夫妻はテレビでご覧になったそう。その夜の帝国ホテルでの夕食には手を繋いで来場。上皇后さまの体調について宮内庁は「午後に少し熱が上がる症状、心不全の診断指標の値が正常値を超える高い状態で推移、脚力低下による転倒防止のため御所内を歩くなど軽い運動をされている」としている。また最近のご様子については、「お疲れやすくなり体力も少しずつ低下されているように感じられる。上皇さまのお側で毎日を静かに穏やかにお過ごしになられることに心の安らぎを覚えていらっしゃるよう」だとしている。また朝食後の上皇さまとの本の音読も行われており、朝のルーティーンも崩さず行っているとのこと。
このあと6時から自維が連立に合意する。合意書には1割を目標に衆議院議員定数を削減するため臨時国会で法案を提出し成立を目指すとしている。企業、団体献金の廃止については協議体を臨時国会忠に設置したうえで再来年の9月となる高市総裁の任期中に結論を得る。食料品に限った消費税の0パーセントについては2年間にかぎり消費税の対象としないことも視野に法制化の検討を行うとしている。また、外国人政策で司令塔を強化し担当大臣を置くとしている。維新側は企業、団体献金の規制や消費税ゼロについて期限は曖昧になったと言える。