来月7日告示、23日投開票の日程で行われる立憲民主党の代表選挙は、枝野前代表があす記者会見を開き、立候補を正式に表明することにしている。枝野氏はきのう、みずからが顧問を務めるリベラル系の議員で作る党内の最大グループの総会に出席して支援を求めた。グループはきのうの段階では結論を出さなかったものの、代表の近藤昭一衆議院議員は「まとまって行動してよい代表選にしたい」と述べた。またこれまで立候補に慎重な姿勢を示していた野田元総理大臣に対しては、きのう党内の中堅若手議員の有志に加え、野田氏の地元の千葉県連に所属する議員らが相次いで立候補を要請した。野田氏はできるだけ早期に判断するとしている。一方、再選を目指して立候補する意向を固めている泉代表は、野田への立候補要請の動きをけん制した。泉氏はみずからに近い議員とともに支援の呼びかけを続けている。