江口のりこさんは窓ぎわのトットちゃんを読み直している。柄本明さんが座長の劇団に所属する。江口さんは中学卒業後にアルバイト生活を送った。兄も高校に行かず、父も高校にはいい思い出がなかったそうで、江口さんの家庭は高校に行かなくても大丈夫だった。19歳の誕生日が劇団の入所式で、同じ入学生に泊めてもらった。下積み時代、新聞配達のアルバイトをして48万円を貯めたあとは、必要に応じて1日限りのバイトに入っていた。当時はお金を食事に回し、お風呂にあまり入らなかったという。
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