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「染付龍濤文提重」 のテレビ露出情報

青木木米は江戸時代後期を代表する京焼の名工。1767年、京の生まれ。生家は祇園の茶屋で幼い頃より文人墨客と交わる。漢詩・書画・篆刻・銅器の鋳造までも身に着けた。30歳の時、木村蒹葭堂の面識を得、その書庫にあった中国の陶芸書”陶説”を呼んで深く感銘。古代から清時代に至る中国陶磁の技法を網羅した解説書だったが、木米はこれらを全て習得せんと心に決め研究に没頭。試行錯誤の末、遂に我がものとした。鮮やかな色絵、吸い込まれるような青磁、淡麗なる白磁、素朴な交趾手。いずれも本家を上回る出来栄え。やがてその腕前は広く知られ粟田口青蓮院の御用を任される。さらには加賀・前田家より招かれ陶芸指南、九谷焼の再興を果たした。頼山陽や田能村竹田ら文人とも深く交流。木米の人柄を竹田は”面白おかしく時に真面目で真実かと思えば嘘も交える、実に奥底が知れない”と評した。その作品も独創的。窯の温度変化を炎が発する微妙な音の違いで聞き分けたため耳は真っ赤にただれ晩年は聴覚を喪失。自らを聾米とごうした。作品への情熱は生涯衰えることなく陶土を日本全国や中国・東南アジアからも取り寄せたくわえた。遺言は”私の亡骸をこれらの土と混ぜて団子にし三日三晩焼いて京の北山に埋めてほしい、千年後誰か私を見つけて下さい”。観音像は高さ約15cm、顔立ちは穏やか、衣の青色も気品に満ちている。2015年に番組で鑑定した木米の観音像は鑑定額1200万円だった。果たして鑑定やいかに?

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年6月9日放送 12:54 - 14:00 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
青木木米は江戸時代後期を代表する京焼の名工。1767年、京の生まれ。生家は祇園の茶屋で幼い頃より文人墨客と交わる。漢詩・書画・篆刻・銅器の鋳造までも身に着けた。30歳の時、木村蒹葭堂の面識を得、その書庫にあった中国の陶芸書”陶説”を呼んで深く感銘。古代から清時代に至る中国陶磁の技法を網羅した解説書だったが、木米はこれらを全て習得せんと心に決め研究に没頭。試行[…続きを読む]

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