柿生のお寺で出会った謎の石像。パソコンをやっていたりギターを引いたりしているなど様々な石像が並んでいる。すれ違った月一回くらいは顔を出しているという、麻生歴史観光ガイドの会の森信夫さんに声をかけ、話を聞くとお地蔵さんではなく羅漢像だといい、お釈迦様の弟子で悟った人たちを羅漢山というなどと話していた。今年も2体、6月の頭に設置されたものがあるといい、ギターとハーモニカのものがそれだという。2023年にできたという羅漢像はペッパーミルを引く姿の像と大谷翔平だという。地元の人からは柿生のあじさい寺として親しまれる麻生山 浄慶寺。境内にユニークな羅漢像を置き始めたのは、35年前の平成2年。毎年、2~3体ずつその年の世相を繁栄した羅漢像が増えていき、今では100体以上。住職さんも今年はどんな羅漢像が届くのかを楽しみにしているという。