クマは空き家となったことや高齢化で放置されてしまっている柿を狙って集落にやってくるものと見られるが、富山市の庵谷地区ではクマの研究家である赤座久明さんがクマを住宅地に寄せないために柿の木を伐採する試みを行った。すると庵谷地区では実際に今年10月を過ぎてもクマは出没しない形となった。この結果を受けて富山県の立山町でも地域おこし協力隊員が柿の木を伐採する試みが広がっている。赤座さんは平野部の手入れされていない屋敷林にクマが住んでいる事例も多いことから今後はここも手入れが必要になるのではないかと提案している。