イクラがサケの水揚げ量が激減し、価格高騰の煽りを受けている。都内の海鮮バイキングを取材すると、お客さんが豪快にイクラをご飯にのせていた。しかし、イクラの仕入れ価格が上がっているという。もともと店では北海道産のイクラを仕入れていたが、価格高騰で今年から外国産に変更。それでもイクラの価格は高いという。サケ漁が最盛期を迎えているが、不漁と言われた去年の約3割しか水揚げがなく、漁にでると採算がとれないという。今年のサケの水揚げは、約1141万匹を予測している。これは平成以降で最も少なくなる見通しで、20年前と比べると5分の1にまで減った。イクラが価格高騰するなか、お得に楽しめる秋の味覚を求めて都内のスーパーを取材すると、シャインマスカットやかぼちゃが例年より安くなっているとのこと。