沖縄戦でアメリカ軍に捉えられらた人々の収容所について伝える企画展が糸満市で開かれている。この企画展は民間人収容所と日本兵の捕虜収容所について知ってもらおうと県平和祈念資料館が開いていて、写真やパネルなど約160点が展示されている。終戦の年、1945年8月には30万人以上の住民あ沖縄本島の12の民間人収容所での生活を余儀なくされた。地べたにしゃがみ、次の収容先が決まるのを待つ男性たちの写真からはアメリカ軍が収容所の移転や閉鎖を繰り返していたことが分かる。本土攻撃の拠点となる基地の建設や拡張が本島中南部で進められたためだ。また、アメリカ兵の軍服の洗濯のほか、戦闘でのけがや栄養失調、感染症など亡くなった人を埋葬する穴を掘る作業などの労働が16~60歳の男女に義務付けられていた実態も写真や証言で示されている。このほか日本兵の捕虜収容所は本島に7か所あり、写真や指紋をとられたことや、本土への上陸作戦に向けた情報収集のため宮崎や千葉の出身者を集めて尋問が行わたことも紹介されている。企画展は来年2月8日まで開かれている。
