日本ハムが千葉・鎌ケ谷にある2軍施設を2030年をメドに北海道に移転させる意向を固めたと発表した。2軍施設は1997年に開業すると、かつて日本ハムでプレーしていたダルビッシュ有投手や大谷翔平選手なども利用した。2軍施設の北海道移転の背景のひとつが1軍との移動距離で、選手は飛行機による長時間の移動を強いられ、1軍で急なけが人が出た場合には合流が試合直前となることなどが課題となってきた。また開業から約30年が経過した施設は老朽化している上、寮の部屋も不足しているが施設の拡張は難しい状況とのこと。球団の方針を受けて鎌ケ谷市の芝田裕美市長は、やむを得ない部分があるのは理解しているが大変残念などとコメントしている。