この時期になると夏便秘の悩みを抱える人が急増する。街で話を聞いたところ、悩みを抱える人が女性を中心に続出。国立消化器・内視鏡クリニックの吉汲祐加子院長は「今年は例年にない猛暑で便秘になる方が多い。腸内の水分の枯渇化が夏便秘の原因」と話す。大量に汗をかいて水分が失われ、大腸に水分が届かず便が硬くなり便秘になるという。さらに水分補給をしても水分の約90%は小腸で吸収され、大腸に届くのは約10%。大妻女子大学・青江誠一郎教授は「腸の動きをよくしなきゃいけない。食物繊維を取るのは大事だが、質のいい食物繊維を取ることが大事」と話す。これまでは食物繊維を含む野菜などをたくさん食べることで腸を活性化させることが一般的な腸活だったが、腸活でいま重要視されているのが発酵性食物繊維。腸内で発酵する食物繊維のことで、腸にいる善玉菌が食べることで短鎖脂肪酸を生成し、腸の動きを活性化させ便秘解消を促すことができる。青江先生おすすめの発酵性食物繊維は野菜では根菜類、果物はバナナ、キウイ、栗、ドライフルーツなど、穀物はそば、ライ麦パン、もち麦ご飯、豆類や海藻類も豊富に含まれている。発酵性食物繊維は朝食べると1日中発酵状態になるためベストタイミング。青江先生おすすめの便秘に効くメニューが小麦ブランのシリアルにキウイ、ヨーグルトとともに食べる。発酵時間が異なる食材を一緒に取ることで長時間発酵状態をキープできる。他にももち麦と塩昆布と梅干し、冷たい麦茶と組み合わせた「冷やしもち麦茶漬け」もおすすめ。
