トヨタ自動車について崔さんは「上半期の世界販売台数が517万台を突破と記録を更新し続けているところがすごい。世界ではEV市場が広がりつつあるが、ストライキの影響で生産停滞の懸念があるアメリカやEVインフラが進んでいないアジア新興国で販売台数が伸びた。あさってはトヨタの決算、そこにどうのってくるのか注目している。自動車は日本経済を支える主軸産業。トヨタの決算が注目される。円安によって輸出に影響があったのか、資源価格、エネルギーコストも上昇しているのでどう考慮しているのか注目したい。コスト削減だけでなく、賃金を引き上げていこうという動きになっているので関連企業のデンソーやアイシン精機の業績も注目したい。過去はトヨタ決算が良好だと関連企業も良好だっただけに期待していい。課題は株価評価。東京証券取引所が上場企業に対しPBRを引き上げようという通達を行った。PBR1倍を超えていると市場から評価されている。1倍を割れていると評価されていないとみなされる。トヨタは今年に入ってPBRが1倍を回復する動きが続いている。こうした株価評価が続くためにはEVや水素自動車などの期待がどこまで出てくるのか注目したい」などと述べた。