今回の核兵器禁止条約締約国会議には、アメリカの核の傘のもとにある国からは、オーストラリアとアルバニアがオブザーバー参加している。過去2回の会議に続けて参加したドイツなどの姿はない。飯島は、ロシアによる核の脅しなどで、核兵器使用への危機感が高まっていることは条約の必要性を後押しするものになっているなどと話した。カザフスタンのウマロフ国連大使は、核兵器の近代化が進行している今日だからこそ、条約は特に重要だなどとしている。飯島は、ことしは、広島と長崎への原爆投下から80年となる、7日まで行われる今回の会議で核廃絶への機運をどこまで高めることができるか注目される。