- 出演者
- 佐藤公俊 中山果奈 近藤奈央 ホルコムジャック和馬 是永千恵 矢崎智之
オープニングの挨拶。
先週、兵庫県丹波市が41.2℃と国内過去最高になった。三重大学・立花義裕教授によると、丹波市が暑くなった背景には3つの要因がある。1つ目は「トリプル高気圧」。これまでは2つの高気圧によって暑さが引き起こされていたがここ数年、北にある南北傾斜高気圧が勢力を強めているため3つの高気圧が日本にあり、気温が上がっているという。2つ目は「海面水温の上昇」。ことしは日本近海の7月の海面水温の平均が観測史上最も高かった。丹波市は海面水温が高くなっている日本海と瀬戸内海に挟まれている。3つ目は「地形」。山々に囲まれた地形なので熱がこもる。8月いっぱいは条件が揃えば各地で40℃を超える可能性がある。
厚生労働省の審議会は労使などの代表が出席して最後の議論を行い、今年度の最低賃金の引き上げ額について全国平均の時給で63円とする目安を取りまとめ、きのう福岡厚生労働相宛に答申した。目安の額としては過去最大。審議会が示す目安が60円台となるのは初めてで、この目安どおりに引き上げられれば全国平均の時給は1118円になり、全都道府県で1000円を超えることになる。
東京・渋谷の中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。
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- 渋谷(東京)
コメの価格高騰を巡る政府の検証の概要が明らかになり、農林水産省がインバウンドによるの需要などの増加を見通せず、生産量が足りていると認識していたと指摘している。その上で、今後の方向性として、政策を転換し、増産にかじを切ることを打ち出している。
核兵器廃絶を訴えるICANのメリッサ・パーク事務局長は、原爆投下から80年となる今月、団体の事務局長としては初めて広島市と長崎市で行われる式典に出席することにしていて、昨夜広島市内で記者会見を開いた。パーク氏は「核兵器が使われるリスクはかつてないほど高くなっている」と強調した上で「今こそ被爆者の声に耳を傾け破壊兵器を廃絶するときだ。日本は唯一の戦争被爆国としてリーダーシップをとることができる」と述べた。そして「核兵器禁止条約には被害者救済なども含まれる。石破首相には被爆者の声に耳を傾けてもらいたい」と述べ、日本は核兵器禁止条約の締約国会議に参加すべきだと指摘した。
戦後80年の今年、石破首相は先の大戦を検証し、平和を構築していくためのメッセージを出したいという考えを示している。これについて昨日の衆院予算委の集中審議で「形式はともかく戦争を二度と起こさないための発出は必要だと思っている」と述べ、その上で「世界に向けて何を発出するかは私自身の思いとして強いものがある。いろいろな意見を踏まえながらよりよいものにしていきたい」と述べた。これまで石破首相は歴代内閣の歴史認識については引き継ぐ考えを示していて、政府関係者によるとメッセージは戦争が起きた背景を分析し、平和への道筋を示すことに力点が置かれる見通しだという。そして明日の広島、9日の長崎での原爆の日の式典や、15日の終戦の日の全国戦没者追悼式などの挨拶で自らの言葉で平和への決意を示した上で、来月以降を視野に具体的な発表時期について検討を進める方針。
北海道電力の泊原発3号機が、原子力規制委員会の審査に合格したことを受けて、きのう自然エネルギー庁の村瀬佳史長官が鈴木知事と面会し、再稼働への理解を求めた。再稼働の是非を巡り、今後は地元の同意に焦点が移る。
全国のスーパーで7月27日までの1週間に販売された米の平均価格は、5kgあたり税込みで3625円と前の週より40円値上がりした。これまで随意契約による備蓄米の放出などを背景に値下がりが続いてきたが、値上がりは5月中旬以来10週ぶり。農林水産省は備蓄米の販売ペースが落ち着き、価格に与える影響が少しずつ薄れてきていることが背景にあるとみている。
韓国のイ・ジェミョン政権は北朝鮮向けの宣伝放送のために軍事境界線の近くに設置しているスピーカーの撤去を始めたと明らかにした。撤去の理由について「南北間の緊張緩和に向けた措置」だと強調している。韓国メディアによると、約20ある全てのスピーカーが数日以内に撤去される予定だという。一方北朝鮮は韓国を「敵対国」だとしていて、対話を拒否する姿勢を示している。
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- 軍事境界線
今年1月から6月までの農林水産物と食品の輸出額は初めて8000億円を超え、上半期としては過去最高となった。世界的に和食レストランが増えたことなど日本産食品へのニーズが高まったことが背景にあるとみられている。国や地域別ではアメリカ向けが22%増えて1410億円と顕著に伸びた。今後は米政府が7日から引き上げる予定の関税の影響を抑えられるかが課題。
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- 農林水産省
今日から夏の全国高校野球が開幕する。今年は開会式が史上初めて夕方に行われる。これまで大会初日は開会式が午前中に行われてすぐに試合が始まっていたが、今年の開会式は午後4時から行われ、その後の試合は午後5時半からの1試合のみとなる。去年から猛暑対策として試合を午前からと夕方からの部に分けて行う二部制が導入されているが、今年はその対策をさらに進める形となる。気象庁によると、甲子園球場に近い神戸市の去年の8月の猛暑日は14日。高野連などでは選手の熱中症は各チームの初戦で起きやすい傾向があるとして、二部制を去年より増やして大会6日目まで拡大することにしている。他には5回終了時のクーリングタイムや、審判の心拍数などのデータを集めることにしている。高野連では試合時間短縮のため、7イニング制の導入についても議論を続けている。
福井県大野市で行われたのは、おもちゃのダックレース。スタート地点の橋の上から、400個が一斉に流された。あひるのおもちゃには、参加者ごとに割り当てられた番号が貼られていて、1キロほど下流のゴール地点にたどり着く順位を競う。地元の川などに関心を持ってもらうとともに、地域の賑わい作りにつなげようと毎年行われている。
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京都・東本願寺で、僧侶になるための儀式「得度式」が行われた。真宗大谷派では、9歳から僧侶になることができ、この日は、9歳の男女40人を含む96人が参加した。国の重要文化財である御影堂に入っていった。内部では、頭に剃刀の刃を当ててもらう剃刀の儀が行われたが、この儀式は非公開。その後、参加者は、僧侶になったことを示す墨袈裟を身にまとい、親鸞の教えを唱えていた。
福島県田村市では、ホップの収穫作業が最盛期を迎えている。田村市は、14年前の原発事故で、一部地区に避難指示が出され、復興を後押ししようと8年前からホップを栽培している。この日は、毬花の部分を手で丁寧に摘み取っていた。農家によると、ことしは今までになく最高の仕上がりだという。
きのうときょう、夏の例大祭が行われている香川県三豊市の津嶋神社。沖合にある津島に本殿があり、年に一度、この時期だけ橋を渡って参拝できる。これに合わせ、島の対岸には、日本一営業日数が短い駅として知られるJR予讃線の臨時駅・津島ノ宮駅も開業した。子どもの守り神を祀る津嶋神社には、きのう朝から、家族連れなどが参拝に訪れ、子どもの健やかな成長を願っていた。
関東甲信越の天気予報を伝えた。
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