核兵器廃絶を訴えるICANのメリッサ・パーク事務局長は、原爆投下から80年となる今月、団体の事務局長としては初めて広島市と長崎市で行われる式典に出席することにしていて、昨夜広島市内で記者会見を開いた。パーク氏は「核兵器が使われるリスクはかつてないほど高くなっている」と強調した上で「今こそ被爆者の声に耳を傾け破壊兵器を廃絶するときだ。日本は唯一の戦争被爆国としてリーダーシップをとることができる」と述べた。そして「核兵器禁止条約には被害者救済なども含まれる。石破首相には被爆者の声に耳を傾けてもらいたい」と述べ、日本は核兵器禁止条約の締約国会議に参加すべきだと指摘した。