節子さんが力を尽くした核兵器禁止条約の採択から7年、署名国は増え続けているが日本やカナダは背を向け続けている。各国の首脳に何度も手紙を送ってきたが、この日節子さんの元にやってきたのはカナダの国会議員。トルドー首相と同じ党の議員に頼みたいことがあるというが広島に投下された原爆はカナダで生産されたウランが使用されていたとされている。政府もその歴史を認め核兵器禁止条約に参加するよう求めている。議員は必ず首相の手紙を渡すと約束した。トロント中心部に節子さんが働きかけて作られた公園がある。ここに灯るのは広島の平和記念公園からワケてもらった平和の灯。世界から核兵器がなくなった時に消えるとされ、40年前に節子さん自らが運んできた。