きのうの日経平均株価は一時1100円以上上昇、終値は前日比897円高の4万2718円となった。去年7月11日以来の最高値更新。アメリカと各国の関税協議が進展し、先行きの不透明感が後退したことが株価を押し上げた。根津アジアキャピタルリミテッド・河北博光氏は「売る要素が見当たらない。大型株の上昇が大きかったこともあり投資家が慌てて買っている、買い遅れては行けない心理状態」「企業決算はことし減益、株価だけ上昇すると過熱だと思う投資家は多い」などと解説。決済されていない買い残が少ないため、今後株価を押し上げる要因となる。
