日本最古のゆずの産地の1つと言われているのが埼玉県の毛呂山町。阿諏訪地区のゆず畑では11月から収穫が始まり、冬至に合わせて収穫のピークが終わっている。「桂木ゆず」は地元の山である桂木山が名前の由来となっている。日本最古のゆずの産地の1つといわれている毛呂山町。江戸時代後期の資料にも桂木山の他、ゆずを産出しているという記述が見られる。この歴史を武器に毛呂山のゆずをPRしたのが毛呂山町観光協会・中里公哉さん。これからも関東有数のゆずの産地であり続けたいと、良質な苗木を町ぐるみで育てている。そんな毛呂山のゆず料理「ゆず巻き」「ゆずみそおでん」を大野さんの妻・明代さんが作る。ゆずは地元の直売所で販売されている。ゆずのドレッシングやジャム、お菓子などの加工品は1年を通して購入できる。