天皇皇后両陛下主催のブラジル大統領を歓迎する宮中晩さん会が、6年ぶりに開かれた。宮中晩さん会には、秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さまなど皇族方のほか、石破総理夫妻、サッカー元日本代表・三浦知良選手、マルシアさんなど、ブラジルにゆかりのある人たち約110人が出席した。ブラジルとの国交樹立130周年にあたり、陛下は「両国の友好関係がますます深まることを切に願います」と述べた。初めて出席した愛子さまは、淡いピンク色の装いでシャンパンのグラスを手に乾杯し、「ありがとう」を意味するポルトガル語も交え歓談した。また、和食が好きな大統領夫妻をもてなすため、両陛下の意向を踏まえ、初めて和食が前菜に取り入れられた。