1月27日(月)、アメリカの半導体大手「NVIDIA」の株価が暴落。1日で時価総額の17%、約92兆円が失われ、アメリカ企業として過去最大の減少額となった。人工知能・AI向けの高性能半導体で圧倒的なシェアを誇り、アメリカの株価をけん引してきたNVIDIA。その株価暴落のきっかけとなったのは中国企業「DeepSeek」が開発したAI。質問を入力すると対話形式で回答するAIとしてはアメリカ企業が開発したChatGPTが優位だったが、突然現れたDeepSeekがアプリストアのダウンロードランキングで首位に。AI分野でのアメリカの優位が揺らぎかねないとの見方から、NVIDIA株の暴落を招いた。