暗い表情で席に着く中道改革連合の共同代表2人。公示前の167議席から49議席と壊滅的な惨敗となった中道。開票センターで行われる予定だった「バラ付け」は急遽、行わないことを決定する異例の事態。公明党とタッグを組み挑んだ真冬の選挙戦だったが、立憲民主党出身の幹部やベテランの落選が相次いだ。立憲と公明の電撃的な新党結成を仕掛けた安住淳。30年間、宮城4区の議席を守り続けてきたが、今回、自民党の森下千里に4万5000票以上はなされ大敗。中道の大敗を受け、共同幹事長を辞任する意向を固めた。これまでに19回の当選と2度の政権交代を実現。「傲慢」や「壊し屋」と呼ばれた小沢一郎の王国も崩れた。立憲の元代表代行で中道では共同選対委員長を務める馬淵澄夫も落選。外務大臣経験者で立憲の元幹事長の岡田克也も落選した。外務大臣経験のある玄葉光一郎も敗れた。立憲の元代表の枝野幸男は小選挙区で1位に1万4000票届かず比例復活も逃し落選した。同じく小選挙区で敗れた立憲の元政調会長・長妻昭は比例で復活。中道は小選挙区に202人を擁立したが、勝ち抜いたのはわずか7人。前回2位に9万票以上差をつけ当選した共同代表の野田も今回は1万3000票ほどの差に迫られ苦しい戦いとなった。今回の結果について、参議院から反発が出ている。公明党が比例で優遇されたことで立憲議員の多くが議席を失ったことへの不満もでている。
