自民党総裁選挙。自民党は、来月12日告示、27日投開票とする日程を決定。告示日から投票日前日までの期間は15日間と、今の規程が設けられて以降、最も長くなる。総裁選挙は、国会議員1人1票の国会議員票と、全国の党員党友による投票で配分が決まる党員票で争われる。過半数を得る候補者がいなかった場合は、上位2人による決選投票が行われる。一方、立候補を表明した小林鷹之氏は党所属議員へのあいさつ回りを始めた。このあと、テレビ朝日の番組に出演し、「改正政治資金規正法について、政策活動費の領収書の10年後の公開は、さらなる期間の短縮化も含め、透明化を進めるべきだ」と述べた。河野デジタル大臣は岸田総理大臣とおよそ20分間面会した。関係者によると来週26日にも記者会見し、立候補する意向を表明する方向で調整を進めているという。また、石破元幹事長は「20人の推薦人の確保にはめどがついたが確認が終わるにはもう少し時間を要する」とコメント。さらに、立候補に期待する声が出ている小泉進次郎氏は、みずからに近い議員と対応を協議している。関係者によると、小泉氏はこれまでに立候補の意欲を周辺に伝えたという。自民党・茂木幹事長は「長い期間は望ましいこと。討論の機会も増えていく」、森山総務会長は「できるだけお金のかからない総裁選にすることも大事」とコメント。