きのう行われた衆議院選挙では自民党と公明党が大敗し、15年ぶりの「過半数割れ」となった。先ほどまで自民党本部では臨時の役員会が開かれ15分程度で終了した。石破総理が設定した自公で過半数という勝敗ラインを大きく割り込んだ結果を受けて、既に選挙の責任者である小泉選対委員長は辞任の意向を周囲に示している。さらに非公認の候補者の党支部にも2000万円を支給していたことが最終盤で明らかになり、ダメ押しになったとして森山裕幹事長の責任問題に発展する可能性もある。石破総理は政権の維持に向けて、まずは国民民主党などとの連携を模索したい考え。連立パートナーの公明党も議席を大きく減らして石井代表自身も落選したため、代表を辞任する見通し。この後、自公での党首会談を行って午後2時からは石破総理が会見を開く。政権の維持に向けて野党にも直接連携を呼びかける見通し。