FRBはインフレを抑えるため約23年ぶりの高い水準となっている政策金利を据え置くことを決めた。声明ではインフレ率が持続的に物価目標の2%に向かっていると確信が深まるまで利下げは適切ではないとの文言をいれている。それを受け、外国為替市場の円相場が一時円高に触れたが1ドル151円20~25銭での取引になっている。投資家は円を売って利回り高いドルを買おうとなる。日銀の大規模な金融緩和はマイナス金利政策、長期金利0%程度に抑えるイールドカーブコントロールとなっている。これについて植田総裁は普通の金融政策に転換と述べている。短期金利上げ下げを政策手段にすることを主に政策手段にする。短期金利はマイナス0.1%から0~0.1%。0.1%の幅で利上げし、マイナス金利を解除。利上げが小幅な理由を植田総裁はマイナス金利が2016年以降長期間続いたことを意識と述べ、金利上昇によるショックを押さえたい考え。