武田淳さんは消費動向調査について「消費マインドを表す代表的な指標。トランプ関税の影響もあって輸出の先行きが危ぶまれるので個人消費がしっかりしていくか注目。去年の3月から低下傾向。背景には賃金を上回る物価上昇の影響が大きい。3月どうなるかと。市場のコンセンサスはもう一段下がると、景気ウォッチャー調査でも消費関連を見ると小売中心に悪化。消費動向調査も悪化する可能性が高い。理由を見ると、物価高で節約志向が強まっているとか気温の変化が激しく季節ものが売れないとかいう話になっている。今月トランプ関税で不透明感が強まる。マインドを改善するには物価がいかに抑制されるか」などと述べた。伊井哲朗さんは日銀・植田総裁の挨拶について「今週、支店長会議とさくらレポートが出ている。日銀のシナリオどおり。大阪支店長とか名古屋支店長からはトランプ関税に対する通商政策に慎重なコメントも出始めているので植田総裁がどれくらい市場によってくれるのか期待される」などと述べた。3月FOMC議事要旨について伊井哲朗さんは「今後の利下げのパスについてヒントが出ないか市場関係者は見ている」などと述べた。