モーサテにレギュラー出演する専門家が経済の先行きを独自の分析で予想するモーサテサーベイ。調査は1月19日~21日にインターネット経由で実施し、37人から回答を得た。日経平均株価の1月26日の終値予想の中央値は36,200円。その36,200円と予想した東海東京調査センター仙石誠氏は「政策変更見送りの影響はなさそう」としている。一方、36,400円を予想した楽天証券経済研究所の香川睦氏は「海外投資家のリスク選好姿勢が続く」としている。今週末のドル円の終値予想中央値は148.50。148.0を予想したあおぞら銀行の諸我晃氏は「円キャリー取引の再構築で底堅い」とみている。今回は日経平均のPBRは2024年中に何倍まで上昇余地があるか聞いた。この質問に回答した38人のうち8割が1.4倍以上1.6倍未満と予想した。このレンジを予想した丸紅経済研究所の今村卓氏は「企業のガバナンス改革は進んでいるが大幅上昇は難しい」としている。モーサテ景気先行指数は35.1で改善した。海外はアメリカ・ヨーロッパ・中国が揃って改善した。