今年度補正予算案をめぐり政府与党があすの衆議院予算委員会での採決を目指す中、野党・国民民主党は先ほど採決に賛成する方針を与党側に伝えた。国民民主党は看板政策である“103万円の壁”の見直しについて与党側と合意を得たことで賛成に回る考え。合意書では178万円を目指し来年から引き上げるや「ガソリンの暫定税率は廃止する」ことなどで合意。3党の幹事長らは午後4時すぎから会談。自民党、公明党はこれまで補正予算案の早期成立に向け国民民主党側に協力を求めていた。政府与党は今年度補正予算案についてあすの採決を目指している。少数与党の中、国民民主党の協力のメドが立ち補正予算案は衆議院で可決され、参議院に送られる見通し。