“ラグビーの国内リーグ”リーグワンの頂点を決めるプレーオフ準決勝が、今週末に行われる。今月18日に行われるプレーオフ準決勝の試合は、埼玉パナソニックワイルドナイツと横浜キヤノンイーグルの一戦。稲垣啓太や松田力也など多くの日本代表を擁する埼玉パナソニックワイルドナイツは今シーズン、リーグ戦で16戦全勝。圧倒的な強さをみせた埼玉パナソニックワイルドナイツの選手たちには、今シーズンにかける思いがあった。埼玉パナソニックワイルドナイツ・坂手淳史(30歳)は「堀江さんが笑って終われるシーズンだったらいい」などと話す。W杯4大会連続出場の堀江翔太(38歳)が今シーズン限りでの引退を発表。先月、公式戦通算200試合出場の堀江翔太は、埼玉パナソニックワイルドナイツに欠かせない功労者の一人だった。練習拠点がともに東京・府中市にある“府中ダービー”東芝ブレイブルーパス東京と東京サントリーサンゴリアスの一戦。東芝ブレイブルーパス東京のリーチマイケル(35歳)は今シーズン、10年ぶりにキャプテンに就任。W杯では日本史上初のベスト8に貢献したリーチマイケルは、“まだ手にしていないモノ”について「人生で大きな試合は勝っているんですけど、所属チームでの優勝はまだない。1回だけは優勝してみたい」「今年優勝したいと本当に強く思っていて、優勝するために、いろんな努力をしてきた。準決勝でブレイブルーパスらしいプレーをしたい」と話す。プレーオフ準決勝は今週末、秩父宮ラグビー場で行われる。