運転手不足を受け、4月に異例となる2度の減便を行った横浜市営バス。さらなる減便を防ぐために打ち出した新たな対策が物議をかもしている。夏季休暇5日間、すべてを返上すると5万円の特別手当が支給されるという。申請するかどうかは本人の自由。12月の期末手当を合わせて支給される。すでに労働組合とも合意という。横浜市営バスのベテラン運転手は「全く納得できない。『俺たちの仕事1日1万円かよ』っていう声もあるし、夏は暑くて疲れやすいから、夏季休暇があれば助かる」とコメント。横浜市は労働基準法で定められた年次有給休暇ではなく、買い取りに違法性はないとした上で担当者は「苦肉の策」とコメント。