今が旬夏の味覚・桃の出荷が各地で始まった。長野県松川町では先月果汁が多い「日川白鳳」や糖度が高く甘い「赤宝」など約200kgが選果場に持ち込まれ、岡山県倉敷市では甘みと酸味のバランスがいい「はなよめ」が収穫されている。今年は春先からほどよい雨が降り生育条件に恵まれ糖度も申し分ない桃に仕上がっているという。そんな旬の桃をふんだんに使ったフェアを展開しているお菓子チェーン店のシャトレーゼで山梨県産の完熟桃をたっぷりのせたパフェやケーキに細かくカットした白桃をのせたカップデザートなどおよそ10種類を期間限定で販売している。食感や甘さの違いなど100を超える品種がある日本の桃は海外からも注目されている。東京・新宿にあるフルーツパーラーでは先月から桃を使った季節限定商品を提供しているが今年に入り急激に外国人観光客が増えたという。一番人気は桃のソースや紅茶ゼリーのベースにソフトクリームを重ね仕上げに福岡県産の桃1個分を丸々のせた贅沢パフェだということ。