生存率を大幅に高める「ライフジャケット」。由比ガ浜海水浴場でも、多くの子どもたちが着用して海水浴を楽しんでいた。実際、4年前にはライフジャケットを着用していたことで救助につながったケースもある。太平洋を1時間半以上漂流したが、ライフジャケットのおかげで命が助かったという。さらに、携帯電話を持っていればGPSで位置を特定できる可能性もあり、救助につながりやすいとされる。一方で、夏場は1日500件を超える118番通報が寄せられるが、そのうち99%は無言や間違い電話など緊急性のない内容だという。海上保安庁は、迅速な救助活動のために適切な118番通報を呼びかけている。