災害共助SNSを特に活用しているのはマンションに住んでいる方だという。災害共助SNSを2年前に導入した横浜市のマンション。かつて、2016年の熊本地震で熊本市内でのマンションである一室に呼びかけても誰も応じず連絡先も分からないことがあった。確認のため管理組合でドアを破壊したが誰もいなかった。住人は別の場所にいて無事だったがドアの修繕費の問題で揉めることになった。住人の安否確認をするためにマンションで災害共助SNSの導入を決めた。災害共助SNSではまず安否登録を行う。スマホを持っていない子どもはQRコードを使う。QRコードを隣の家の人に読み取ってもらうことで安否登録をする。登録された安否情報はSNSで確認できる。住人同士でメッセージのやりとりができる。災害共助SNSが起動するのは災害が起きたときのみ。
