プロ野球はきょうからクライマックスシリーズのファイナルステージが始まる。セパの優勝チームがそれぞれの本拠地で調整した。パリーグを制したソフトバンクは、勢いのある日本ハムを迎え撃つ。チーム打率が両リーグ最高の打撃陣は迫力満点。先月、右足首をねんざしたソフトバンク・近藤健介選手も練習に参加し、状態を確かめていた。ソフトバンク・小久保裕紀監督は「最初の1戦を取る大きさは感じている」と語った。一方、4年ぶりリーグ優勝の巨人は、DeNAとの対戦。レギュラーシーズンでは大きく勝ち越している。練習では経験豊富な選手たちが元気な姿を見せ、4年ぶりとなる日本シリーズの舞台を目指す。巨人・阿部慎之助監督は「“最後には自分たちが勝つんだ”と。そこだけはしっかり腹を据えてやっていきたい」とコメント。