26年ぶりに日本一となったプロ野球のDeNAはきょう本拠地の横浜市で優勝パレードを行うが、DeNAの優勝が地域に及ぼす経済効果は約124億円に上るという試算がまとまった。これは民間の信用調査会社「帝国データバンク横浜支店」がまとめたもので、日本一になったことによる横浜市内の経済効果は日本シリーズの開催期間中を含めて124億6100万円と試算している。内訳は市内のデパートなどでの優勝記念セールの売り上げが71億2200万円、きょう行われる優勝パレードの来場者の飲食費などで32億1500万円としている。また日本シリーズの観戦で横浜スタジアムを訪れた人の宿泊費用などで16億900万円、優勝の記念品の売り上げなどで5億1500万円としている。調査会社では“宿泊費などは物価上昇の影響もあるが100億を超える経済効果は大きいと考えている。DeNAは観客動員数を伸ばすなどファンが増えていて、来シーズンの経済効果も期待したい”と話している。