- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花
茨城県行方市からの中継。古い寺の境内にあるイチョウの大木が色づいている。水戸放送局からリポート。樹齢1000年を超えると言われていて、高さは約25mもある。境内の名物、2本の大イチョウが訪れた人を出迎えている。西蓮寺は1200年以上前に創建されたと言われる天台宗の寺。寺を開いた僧侶が大イチョウを植えたと伝わっている。先週から色づき始め、今まさに見ごろを迎えている。このあとは参道やイチョウの周りに黄色い落ち葉が落ちてカーペットのように敷き詰められる光景も楽しめるという。約6mある幹の表面は歴史を感じ、茨城県の天然記念物に指定されている。去年10月に雷がこの木に落ちて火災が起き、焦げた部分が黒くなっていて、その跡が今も残っている。消火活動は約3時間かけて行われて、その際は枝が折れないように気をつけながら進められた。そのかいあって今もきれいなイチョウを見ることができる。西蓮寺住職・嘉堂英源さんに話を聞く。西蓮寺の御朱印、嘉堂住職オススメの場所「防火用の桶の水面に映るイチョウ」を紹介。イチョウの見ごろは来月上旬ごろまで続く。
コンピューターゲームなどを競技として行う「eスポーツ」を高齢者に体験してもらう催しが埼玉県所沢市で開かれた。きのう、所沢市の老人福祉センターで開かれた体験会。60代から90代までの市民25人が挑戦したのは対戦型のパズルゲーム「ぷよぷよ」。参加者のほとんどがコンピューターゲームを体験するのは初めてで、まずプロ選手から基本的なルールなどについて説明を受けた。操作に悪戦苦闘しながらもゲームに熱中していた。こうしたeスポーツは指でコントローラーを操作する動きなどによって認知症の予防や世代を超えた交流のきっかけになることが期待されている。
26年ぶりに日本一となったプロ野球のDeNAはきょう本拠地の横浜市で優勝パレードを行うが、DeNAの優勝が地域に及ぼす経済効果は約124億円に上るという試算がまとまった。これは民間の信用調査会社「帝国データバンク横浜支店」がまとめたもので、日本一になったことによる横浜市内の経済効果は日本シリーズの開催期間中を含めて124億6100万円と試算している。内訳は市内のデパートなどでの優勝記念セールの売り上げが71億2200万円、きょう行われる優勝パレードの来場者の飲食費などで32億1500万円としている。また日本シリーズの観戦で横浜スタジアムを訪れた人の宿泊費用などで16億900万円、優勝の記念品の売り上げなどで5億1500万円としている。調査会社では“宿泊費などは物価上昇の影響もあるが100億を超える経済効果は大きいと考えている。DeNAは観客動員数を伸ばすなどファンが増えていて、来シーズンの経済効果も期待したい”と話している。
東京・江戸川区でいま人気の食材がインドなど南アジアで愛される野菜、メティ(マメ科)。地元の有志でつくる、えどがわメティ普及会は区内の農家と協力してメティの栽培や販売などを行っている。まず行ったのは農家探し。江戸川区は小松菜の栽培が盛んで農家が多いが1年半見つからなかった。あきらめかけた時、地域の農家の相談役であるJA東京スマイル・黒川保隆さんに話をしたところ興味を持ってもらえた。しかし苦労の始まりはここからで、断られ続けること25人で遂に話を聞いてくれる農家が現れた。その中の1人が小松菜農家・石塚弘紀さんで、畑を父親から引き継いで農業を始めたばかりだったので、できるなら新しい野菜をやってみたいというチャレンジ精神からだった。この夏から本格的に栽培をスタート。農薬の種類や育て方など分からないことも多く、まだまだ試行錯誤の日々だという。現在、区内でメティを栽培している農家は石塚さんを含め5人。評判は瞬く間に広がり、出荷したそばから売り切れるほどの大人気。インドネパール食材店・マジラメスさんにメティの人気について聞くと、一番だという。メティを心待ちにしていた人、インドネパール料理店のオーナー・ウルミラさんを取材。店の看板メニュー「アルメティ(じゃがいもとメティを炒めた料理)」は、故郷の母の味。母・ビシュヌさんは日本で店を持ったら一緒に暮らそうと約束していたが、店を始める前に亡くなったという。
メティの生産量を増やすためには地元での知名度を上げるのが不可欠。取り組みの一つとして栄養士を養成する地元の短期大学が監修したレシピ集では5つのレシピを紹介。さらに今年はカリキュラムの一環としてメティの新たな食べ方を研究。25人の学生がオリジナルメニューを考案している。
東京の江戸川区では南アジアで愛される野菜「メティ」が人気。メティの生産量を増やすには、まずは地元で知名度を上げること。メティを応援する活動の輪が様々な形で広がっている。栄養士を養成している地元の愛国学園短期大学が監修したレシピ集を紹介。大学ではことしはカリキュラムの一環としてメティの新たな食べ方を研究。25人の学生たちがオリジナルのメニューを考案し、実習をきっかけにメティのファンになった学生も多かったという。料理研究家・浜内千波さんが考案したメティ料理「メティライス」「メティクレープ」を紹介。メティライスにはレモンをかけるとエスニックに寄る味になるという。メティクレープはインドのチャパティをアレンジ。スタジオで試食する。
JR東日本 東京総合司令室から。湘南新宿ライン大崎駅-高崎駅間、内房線下りの千葉駅-君津駅間、横浜線の八王子駅-東神奈川駅間で一部遅れ。内房線木更津-君津間で一部運休。東海道新幹線の運行は平常通り。
プロジェクトX~挑戦者たち~、スキマフェス2024、NHKスペシャル、Venue101の番組宣伝。