茨城県行方市からの中継。古い寺の境内にあるイチョウの大木が色づいている。水戸放送局からリポート。樹齢1000年を超えると言われていて、高さは約25mもある。境内の名物、2本の大イチョウが訪れた人を出迎えている。西蓮寺は1200年以上前に創建されたと言われる天台宗の寺。寺を開いた僧侶が大イチョウを植えたと伝わっている。先週から色づき始め、今まさに見ごろを迎えている。このあとは参道やイチョウの周りに黄色い落ち葉が落ちてカーペットのように敷き詰められる光景も楽しめるという。約6mある幹の表面は歴史を感じ、茨城県の天然記念物に指定されている。去年10月に雷がこの木に落ちて火災が起き、焦げた部分が黒くなっていて、その跡が今も残っている。消火活動は約3時間かけて行われて、その際は枝が折れないように気をつけながら進められた。そのかいあって今もきれいなイチョウを見ることができる。西蓮寺住職・嘉堂英源さんに話を聞く。西蓮寺の御朱印、嘉堂住職オススメの場所「防火用の桶の水面に映るイチョウ」を紹介。イチョウの見ごろは来月上旬ごろまで続く。