1950年代に公開されたあと、フィルムの所在が分からなくなり去年、70年ぶりに発見された名探偵・金田一耕助の映画が修復されファンに向けた上映会が開かれた。1954年に公開された横溝正史の小説が原作の映画「悪魔が来りて笛を吹く」。長くフィルムの所在が分からなくなっていたが去年、発見され映画会社がおよそ半年かけて修復した。修復費用の一部はクラウドファンディングを募ったところ目標を大きく上回る630万円余りが寄せられ寄付した人たちを招いて上映会が開かれた。貴族の屋敷で起きた殺人事件を巡る物語で謎に挑む金田一耕助を当時の時代劇スター・片岡千恵蔵さんが演じている。