石破総理大臣は、日米首脳会談の早期実施に改めて意欲を示した。「世界平和、世界経済にどう2国間の関係を生かすことができるか真摯な議論を行い、信頼関係を確立したい」。トランプ氏に2度面会している、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親の早紀江さんは「私も年を取ってしまい、早くしないと会えないという思いで、非常に焦っている。トランプさんはジョンウン氏との対話ができる方なんとか助け出していただきたい」とコメントを発表した。ノーベル平和賞を受賞した日本被団協代表委員・箕牧智之さんからは「世界を平和な国家をつくるよう指導してください」などととコメント。一方、海外では反発も。英国では、トランプ氏の方針に反対する人たちおよそ200人が集まった。抗議の声は、米国の隣国、メキシコでも。トランプ氏はメキシコやカナダからの輸入品に、来月1日から25%の関税を課すことを検討していると明らかにしている。日本企業にはどのような影響があるのか。懸念しているのは、メキシコに工場を持つ自動車部品メーカー。現地の工場から米国の拠点に輸送し、自動車メーカーなどに部品を納入している。一方、ロシア・プーチン大統領と、中国・習近平国家主席は21日、オンラインで首脳会談を行った。この中でプーチン大統領は「両国の外交関係は、世界情勢において重要な安定化の役割を果たす」などと発言。両国の友好関係をアピールし、発足したばかりのトランプ政権をけん制するねらいもあると見られる。