小泉進次郎元環境相が来月27日投開票の自民党総裁選に向け自らに近い議員と会談を重ね出馬する意向を固めたことが分かった。この一報に沸いているのが地元・横須賀市の人々。小泉氏を支援すると見られるのが同じ神奈川県が選挙区の菅義偉前首相。小泉氏と関係が近く総理経験もある大物議員。進次郎氏の父は言わずと知れた小泉純一郎元総理。父の地盤を引き継ぎ2009年に初当選。2019年の安倍政権で環境大臣として初入閣。注目度が高まる一方、発言が物議を醸すこともあり、”進次郎構文”と揶揄されることも。現在総裁選に名前が挙がっている11人の中で43歳の小泉氏は最年少になる。出馬すれば初挑戦。圧倒的知名度から当選すれば次の選挙の顔になると期待されている。ただ外務大臣や財務大臣などの重要閣僚や党幹部は務めたことがなく、経験が足りないとの声も上がっている。小泉氏の支持に回るのは菅氏に近い無派閥の議員や岸田派の一部など。すでに出馬に必要な推薦人20人を確保していて、政策を詰めるとともに出馬表明の時期について慎重に検討しているものとみられる。激化するポスト岸田レース。自民党はきょう、THE MATCHと銘打った総裁選のポスターを発表した。