例年、1万発の花火が打ち上げられる横須賀の花火大会。今年は5日日曜に行われる予定だったが突如開催中止が発表された。アメリカ軍横須賀基地から見る人もいるよこすか開国花火大会は19万人の来場を見込み、約半数が基地から観覧する想定で準備が進められていたが、横須賀市観光協会の渡部良次事務局長は、ご事情があって米海軍の方から中止をすることをお聞きしまして、スペースの確保が、他に変わる場所が用意できないということで断念した、と語った。なぜ突然の中止が決まったのか。原因は本国アメリカの混乱にあった。アメリカでは与野党の対立で予算案が不成立。10月から政府機関の一部閉鎖が続いている。トランプ大統領は、閉鎖が長引けば解雇もありうるとしたうえで「(連邦政府職員の)解雇もあり得る それは民主党側の責任だ」などと述べた。ただ、ワシントン・ポストのアメリカの世論調査では、政府危難の一部閉鎖の主な責任はトランプと共和党と答えた人が民主党と答えた人を上回る結果になった。