神奈川・横須賀市にある工業高校の生徒たちが病院の建設現場を見学。地元の建設会社で作る団体が高校で行う授業の一環として企画した。先生にあたるのは横須賀建設業協会の経営者たちで、建設科の2年生を対象に年間120コマを受け持つかたちで去年から始まった。この背景には業界への将来の危機感があげられる。横須賀建設業協会理事の下里さんは、建設業界は社員の高齢化や若い人材が入らない現状があるという。建設業を目指すきっかけをつくるため、授業のカリキュラムは体験を重視した。実際に授業を受けた生徒たちの多くは建設業界で働くことを志望しているという。